早寝早起きが体にいいことは誰でも知っていますよね。
早寝早起きの習慣を身につけましょう!って、小学生の頃から言われました。
小学1年生だって、早寝早起きをしましょう!って。
・・・今年の新1年生は聞いてないかもしれませんが。
早寝早起きが、できない理由はたくさんあるかもしれません。
けれど、どんな理由でも、体を犠牲にしていることには変わりありません。
さらに、脳も犠牲にしています!
なぜ、寝る時間が深夜にずれ込むことが、体や脳を犠牲にしているかについて。
ちょっと長くなりますが、説明させてもらいます。
睡眠中には成長ホルモンという、
新陳代謝を活性化するホルモンが分泌されています。
大人になって成長しなくなっても、成長ホルモンは分泌されているんです。
この成長ホルモンは眠っている間に分泌されるホルモンなんですね。
このホルモンは、皮膚のハリを保ち、シワを減らす作用があります。
骨密度を増やす効果もあります。
脂肪を分解して減らしたりもします。
眠っている間だけ、新陳代謝を活性化してくれるのです。
もしも深夜遅くに眠ったとします。
朝になって周囲が明るくなって眠りも浅くなったとします。
十分に眠れないうちに目覚めてしまうかもしれません。
そうしたら、成長ホルモンが十分に分泌されないかもしれません。
体の修復作用の途中で目が覚めてしまうのです。
実は歳をとると、この成長ホルモンは減っていきます。
さらに十分に眠れないと、十分には分泌されなくなります。
さらに脳はどうでしょうか?
以前にブログで書いたことがある、「グリンパティック・システム」
グリンパティック・システムを簡単に言うと、
眠ることによって脳の老廃物を洗い流す作業のことです。
昼間には、脳は様々な刺激に対処しています。
だから、眠っている間にしかできない作業があるのです。
記憶の整理も睡眠中に行われています。
十分に眠れないうちに周囲が明るくなってしまったら、
睡眠中に脳が行う作業を中断させてしまうことになります。
残念なことです。
私は成長ホルモンのこと、グリンパティック・システムのことを理解したときから、
夜10時を過ぎると「起きている場合じゃない!」と思うようになりました。
早く眠らないともったいないって感じるようになったのです。
それまでは普通に11時まで起きていたし、10時になんて眠れないと思っていました。
今は1時間早く眠れるようになりました。
体の調子もいい気がします。
睡眠って重要だなと実感するようになりました。
寝る時間が深夜にずれ込んでしまったなと思った人は、
深夜に寝る習慣が身につかないように気をつけて欲しいです。
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