生活習慣改善コーチング
肥満について生活習慣病との関わり、食事療法や運動療法について実践している指導方法が分かりやすく書かれています。専門書として活用できます。
行動修正療法や指導に生かせるコーチングについても書かれていて、指導する側の方々に是非読んでいただきたい一冊です。
寝たきりにならず介護もされずにコロッと死にたいというのは、多くの高齢者が望むところです。さらに100歳まで長生きして、しかも元気でボケなければ、人生を長い時間楽しめそうですね。
生活習慣や体を動かすこと、趣味を楽しむことなどが100歳までボケずに生きてきた人たちの実体験として書かれていることが興味深いです。
それだけ長い時間が得られるのなら、定年退職後もまだまだ人生これからと思えるでしょう。しかし、定年退職してからではなく、もっと若いうちから気をつけていることが大事なようです。
何をどう気をつけたらいいのか?参考になる話しが沢山あります。是非一度読んでみてください。
世界No.1のコーチと言われるアンソニーの365のメッセージや質問などが書かれています。
目標を持って読めば、どの質問も効果的で、どのメッセージもなるほどと思えるものです。
目標が決められずにいたとしても、この本を読み進めるうちに見つけられるでしょう。
感情や考え方、日頃の習慣、使う言葉が成功へとつながるということが解ると、自分の「最高」を発揮できるでしょう。
生活習慣の何かを変えたい、良くしたいと思うときにも参考になることは間違いないですね。是非読んで試してみてほしいです。
レシピの数は250以上はあるが、すべて写真付きで、分かりやすいです。使っている食材が、どんな効果があるのかも書いてあります。
例えば、「お手軽パスタ」~気力が足りないときでもこれならすぐ作れる。と書いてあり、玉ねぎとにんにくを具材に使い、これらが血行を促進し、疲労回復を早める効果があると説明が加えられています。
すべてのレシピにこのような具材から摂取できる栄養分の効果が書いてあり、見て読んでいるだけでも参考になります。
簡単な丼ものから、パスタや野菜サラダ、スープやお弁当のレシピもあり、スイーツもおつまみも常備菜も鍋料理もあります。栄養素の効果が書かれているのがいいです。ちょっと作ってみようかなと思えて、何に効くか分ると気持ちからも効果が得られる気がします。
私自身は野菜のレシピが沢山あることが気に入って、使っています。
まずは簡単レシピで元気をつけて、いろいろな料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
慢性的に腰痛が続いている人には、エクササイズやストレッチを試すのに役に立つ本です。勿論自己判断は危険ですが、整形外科で治療を続けるには時間が無いとか、物理療法を受けても、マッサージを受けても代わり映えしないような、繰り返し起こる腰痛に悩んでいる人には、試してみる価値はあると思います。
一人で自宅でできるエクササイズやストレッチで、注意点も明確に書かれていて分かりやすいです。
どういうときには病院に行くべきか?慢性の腰痛の原因疾患についても分かりやすく解説されているので病院で診てもらうかどうかを判断する上で役に立ちます。
私自身も自分で腰痛がコントロールできるのが何よりいいと思って続けています。
腰痛の治療にお金も時間も掛けて何とかしようと頑張った時期もありましたが、今は普段の生活の中で注意しながら、腰痛の改善に取り組んでいくことが大事だと思っています。
自分で治せる、腰痛をコントロールできることを実感すると、自信が持てるようになります。
長年の腰痛を何とかできないかと思っている人には、是非一度読んでみてほしい本です。
もしもこれを食べたら病気にならないという食品があったら、そういう食品に興味はありませんか?
著者のジョエル・ファーマン医師が治療して健康を回復した一万人以上の人たちの実践例をもとに、何をどう食べたらいいかを具体的に書かれた本です。
免疫機能が下がることで発症する病気の発症機序を栄養学的な観点から解説されていて分かりやすく直ぐに実践したくなります。
現在、日本には腰痛で悩んでいる人が1,300万人もいるという。平成22年の国民生活基礎調査では、病気やケガなどの自覚症状のある人のうち、腰痛を訴える人が男性では1位、女性では肩こりに次いで2位という結果が出ている。
しかし、この腰痛の85%が原因が特定できない「非特異的腰痛」であり、本人がどれほど強い痛みを訴えていても、X線などの画像検査では原因を明らかに出来ない腰痛である。
では、原因を特定できない腰痛はどこから来ているのか?
それがストレスを原因とする腰痛である。
腰痛には心因性の痛み、つまり心理的、社会的な要因が原因となる痛みがあるという研究をもとに、ストレスと腰痛の関係を説明しながら、ストレス解消で腰痛を改善していく治療が紹介されている。
いつまでも治らない、特に効果的な治療法もなく、漫然と腰痛の治療を受けている人は、もしかしたらストレス解消が効くかも知れません。気になる方は是非読んでみて欲しい本です。
日本人の死因の第一位である「がん」、最近増えてきている「うつ病」や「アレルギー疾患」は免疫力の低下で起こるということを分かりやすく説明されている。
過剰なキレイ社会で人間と共生してきた微生物を排除したことでが免疫力を低下させている。そして快適で便利な生活が活性酸素を産生するようになり、免疫力の低下に影響している。更に、文明社会のために増えてきているストレスも、免疫力を極度に低下させているという。この免疫の機序を分かりやすく説明している。
また、どうしたら免疫がアップするかを具体的な方策で示している。
免疫力をアップして元気に、そして病気を寄せ付けない生活を手に入れたい方は是非一読していただきたいです。お勧めの図書です。
進化論的な観点から肥満の問題について明らかにしたうえで、農業改革の問題点や食品産業の問題点、乗用車やテレビの普及により身体を動かさなくなったことが現代人の肥満を招いているとしています。そして食べ過ぎ、運動不足という生活を続けることでさまざまな病気が増えてきていることを示し、だからこそ太ってはダメなんだと明確に書かれているのが小気味よい本です。
著者はハーヴァード大学の准教授で、書かれている内容は主にアメリカ社会で問題になっている肥満について書いているが、食生活が欧米化している日本人においても十分に参考になる内容であり、運動不足は日本人も同様な状況になっていると思います。