top of page

​生活習慣病

​歯周病

歯と歯肉の境目で起こる細菌の感染によって引き起こされる炎症性の疾患です。放置すると歯が抜ける原因にもなります

プラークとは歯垢のことです。プラーク1mg中に10億個の細菌が住み着いているといわれているんです

​歯周病があると、歯だけではなく、例えば脳梗塞、糖尿病、骨粗鬆症、妊娠中では胎児への影響などがあって、放置できない状態になってきます

ポイントは正しいブラッシング、禁煙、過度の飲酒を控える、そして定期検診で歯のクリーニングまでしてもらえばベターですね

Please reload

歯周病って?

歯周病ってどんな病気?

歯と歯肉の境目にたくさんの細菌が停滞し

その細菌の感染によって

歯肉が炎症を起こし赤くなったり、腫れたりします

痛みはほとんどの場合はありません

進行すると歯周ポケットという

歯と歯肉の境目が深い溝のようになり

歯を支える土台が溶けていきます

​やがて歯が動くようになり、抜けてしまうのです

歯周病の原因はプラーク!

歯周病の原因はプラーク!

歯の磨き残しから歯に付着していくプラークが

歯周病を起こす原因ですが

このプラークには1mg中に10億個の細菌が住み着いているといわれています

この細菌が感染を起こすことで

歯周病が進んでいくのです

歯周病は歯だけの問題ではない!

歯周病は歯だけの問題ではない!

歯周病は動脈硬化の危険因子でもあります

歯周病の原因菌の細菌感染などで

動脈硬化を誘導する物質が出て

血管内にプラークができることがわかってきました

脳梗塞は歯周病の人は、そうでない人の2.8倍もなり易いといわれています

糖尿病の合併症の一つに歯周病があり

歯周病があると血糖のコントロールを阻害することもわかってきました

誤嚥性肺炎の原因の細菌の多くは歯周病の原因菌でもあるといわれています

骨粗鬆症がある人は歯周病になり易く、

歯周病にかかると悪化しやすいのです

そのほか、関節炎や腎炎、メタボリックシンドロームとの関連もわかってきています

妊娠することで歯周病にかかりやすいともいわれています

そして妊娠中に歯周病を発症してしまうと

低体重児や早産の危険度も高まるといわれています

口の中だけでは済まない

からだの他の部分にも支障が広がっていくことがわかりますね

歯周病にならないポイント

歯周病にならないためのポイント

歯周病にならない方法があるのなら

対策を練っておきたいですね

ポイントは

正しいブラッシング

禁煙

​過度の飲酒を控える

 正しいブラッシング

歯ブラシは正しい方法で毎日実行し

歯垢の無い状態にしておくことが一番です

とはいえ

磨き辛いところに歯垢がついてしまうこともあるでしょう

歯科で歯科衛生士さんに専門的なクリーニングを受けて

定期的なメンテナンスを受けることをお勧めします

 禁煙

まず、喫煙している人は吸わない人に比べると

歯周病になり易いということがいわれています

そして、煙草に含まれる化学物質が歯肉からの出血を抑えたり

歯肉を硬くすることで症状がわかりにくいということがあります

更に、歯周病にかかった場合には治りにくいので

歯周病にならないために

治療が必要な状態になった時にはやめることが望ましいようです

 過度の飲酒は控える

深酒をしたあとに

きちんとブラッシングってできるでしょうか?

翌朝にしっかりとブラッシングできたらいいでしょうけれど

歯の状態としては歯垢ができやすくなることは想像できます

歯周病のことを考えると

お酒はほどほどにしておいた方がいいようです

bottom of page