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​生活習慣病

メタボリックシンドローム

メタボの名称でよく知られている病気ですが

実は命の危険もある恐い病気なのです。。。

甘く見てはいけません!

内臓脂肪は腹腔内(大腸や大血管や内蔵の臓器がある場所)にあり

主に腸間膜という腸を支えている網状の膜のような組織に

肉の脂身のようなものが付いている

その脂の組織のことを言います

何と言っても動脈硬化が恐いです!

内臓脂肪が溜まることで起きるメタボリックシンドロームは

放置することで動脈硬化が起きてきます

血圧が高い、高血糖、脂質異常と

どれか一つでもあれば動脈硬化は起きてきますが

それが同時進行で起きているメタボリックシンドロームでは

動脈硬化は逃れられない変化です

摂取エネルギーよりも

消費エネルギーが少なすぎるような生活です!

と言ってしまうと単純過ぎますし

それほど簡単なことでもないのです

しかし実際には

摂取と消費のアンバランスで内臓脂肪は溜まっていき

その結果としてメタボリックシンドロームは発症していきます

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メタボリックシンドロームとは?

メタボリックシンドロームとは?

 

メタボの名称でよく知られている病気ですが

実は命の危険もある恐い病気なのです。。。

甘く見てはいけません!

 

メタボリックシンドロームとは

内蔵に脂肪が溜まっている状態で

血圧が高く

血糖値が高く

脂質異常がある病気です

 

つまり内臓脂肪が肥大化している上に

高血圧、糖尿病、脂質異常という

生活習慣病のオンパレードの状態です

*メタボリックシンドロームの判定基準は

内臓脂肪の肥大化の他に

高血圧、糖尿病、脂質異常のうち2つがあることです

3つの生活習慣病のうち一つは正常の場合もあります

 

更にメタボリックシンドロームは

この状態が長く続くことで

動脈硬化が起きて

脳梗塞や心筋梗塞になったり

がんや認知症の危険が高まるという

内臓脂肪の悪影響が全身に及ぶ病気です

 

通称メタボで一般的に広く知られている病気ですが

生易しい病気ではなく

生命に危険な状態が起こりつつあることを示しています

内臓脂肪って何か?

内臓脂肪って何か?

 

そもそも内臓脂肪とは何でしょうか?

メタボリックシンドロームで問題になるのは

内臓脂肪の量です

では内臓脂肪って何でしょうか?

おなかをつまんでみて厚みをみるのは皮下脂肪です

内臓脂肪は腹腔内

(大腸や大血管や内蔵の臓器がある場所)にあり

主に腸間膜という腸を支えている

網状の膜のような組織に

肉の脂身のようなものが付いている

その脂の組織のことを言います

この内臓脂肪は皮下脂肪と違い

合成されるのも分解されるのも早いので

溜まり易けれど減りやすいとされています

量が減っていくのは良いことのような気がしますが

内臓脂肪は分解されると

その分解産物は腸間膜の血管の中に入り

門脈という血管に流れ込み

肝臓へと流れていきます

門脈は簡単に言えば、

胃や小腸などの消化管からの栄養を

肝臓へと送るための血管です

腸間膜から脂の分解産物が門脈を通り

肝臓へと流れ込むと

栄養過多の状態になります

この状態が糖代謝や脂質代謝、血圧に悪影響を及ぼすのです

溜まりすぎた内臓脂肪の存在があって

増えたり減ったりしながら

糖代謝、脂質代謝、血圧に悪影響を与えながら

メタボリックシンドロームを発症していくのです

では内臓脂肪はどうしたら増えていくのか?!

内臓脂肪は摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスに

迅速に対応します

つまり過栄養の状態で増えるのです

食べたけれど消費されなかったエネルギー分が

過剰になってくると

内臓脂肪として溜まっていくのです 

なぜメタボリックシンドロームは恐いのか?

なぜメタボリックシンドロームは恐いのか?

 

何と言っても動脈硬化が恐いです!

内臓脂肪が溜まることで起きるメタボリックシンドロームは

放置することで動脈硬化が起きてきます

血圧が高い、高血糖、脂質異常と

どれか一つでもあれば動脈硬化は起きてきますが

それが同時進行で起きているメタボリックシンドロームでは

動脈硬化は逃れられない変化です

動脈硬化は

心筋梗塞や脳梗塞といった

命に関わるような病気の発症の危険因子です

その他にも失明の危険がある網膜動脈閉塞症や

大動脈に瘤(こぶ)ができる大動脈瘤も

起こりやすくなります

動脈硬化によって

血流が悪くなることで

大きな血管も細い血管も悪影響を受けるようになるということですね

この他にも

メタボリックシンドロームのために

さまざまな病気のリスクが高まってしまうのです

その病気とは

脂肪肝や肝臓がん

認知症

喘息

睡眠時無呼吸症候群

逆流性食道炎

大腸がんや乳がん、子宮がんなど

まるで病気の温床のような状態だと思っていいのでしょう

どんな生活がメタボリックシンドロームを発症させるのか?

どんな生活が

メタボリックシンドロームを発症させるのか?

 

摂取エネルギーよりも

消費エネルギーが少なすぎるような生活です!

と言ってしまうと単純過ぎますし

それほど簡単なことでもないのです

しかし

実際には

摂取と消費のアンバランスで

内臓脂肪は溜まっていき

その結果として

メタボリックシンドロームは発症していきます

どんな生活かというと

例えば 食生活では

仕事をしながら間食してしまう

夜9時以降に夕飯を摂ることが多い

早食い!

買ってきたものをレンジでチンして食べることが多い  

脂っこいものが好きでよく食べる

外食が多い

野菜を食べることが少ない

食事の後には必ずデザートを食べる  

毎晩のようにビールやお酒など

アルコール類は必ず飲む 

濃いめの味付けじゃないと美味しいと感じないので

味は濃い目 

ご飯が大好きでおかわりして食べるのが普通!

そして、運動は​

運動らしいことは最近していない

デスクワークで一日中座っていることが多い 

平日は仕事で遅くなり、

休日は疲れていて出掛けるのは車ばかり

そもそも体を動かしたり、

汗をかくことは嫌い

 駅の階段はほとんど使わないし、

会社もエレベーターを使う

歩くことも少ないし、歩きたいとも思わない

家の中でも動かないで、楽な生活をしている

 

摂取カロリーほど消費カロリーが多くない生活が

メタボリックシンドロームを招きやすい生活と言えます

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