ミトコンドリアは細胞内にあるので、
サイズは小さいです。
普通は見ることができませんが、
働きは大きく、
運動に関して言えば、重要な役割があります。
運動するには安静時よりもエネルギーが必要です。
呼吸によって酸素を取り込んで運動に対応していますね。
激しく動くと呼吸が荒くなって、
一所懸命に酸素を取り込もうとしているのがわかります。
運動時の体の仕組みを大雑把にいうと、
体を動かすために酸素需要が増していきます。
この酸素需要に対応するために、
ミトコンドリアを増やして対応しているのです。
常に運動をしているとミトコンドリアが増えていくのです。
すごく簡単に言ってしまってごめんなさい。
でも体の仕組みってすごいですよね。
運動でたくさんの酸素が必要になってくると、
毎回大変な思いをして呼吸しなくても、
体が動きやすいように慣れてくるんですね。
感覚としては、
運動を続けていくと、
始めた頃よりもずっと体は楽に動くようになりますね。
その理由は細胞の中で起こっていたことなんですね。
ちっちゃすぎて見えませんが(笑)
逆にいうと、
運動不足だとどうなるか?
敢えて必要もないことを考えてしまいますが。
運動不足が続いていると、
運動しようとすると「苦しくて辛い」です。
徐々に運動量を増やせばいいのでしょうが、
今日は時間があるし、運動不足だからと、
普段は歩かないのに1万歩を目指して歩くとか、
急にやる気を起こしてジョギングするとか、
あるいはハイキングで2時間くらい歩くなど。
滅多にしない運動なのに、
急に頑張ってしまうと、当然疲れます。
なぜか?
ミトコンドリアがまだ対応していないから、
そこまで酸素を体中に運べる状態になっていない(泣)
だから疲れるし、場合によっては痛みすら感じるかもしれません。
ミトコンドリアのことはよくわからなくても、
運動は少しずつ増やしていったほうが、
体は辛くないと体感している人も多いと思います。
ちゃんと理由があるんですね。
ミトコンドリアを味方につけるために、
少しずつ運動を続けていくことがいいですね。