忘年会の時期が来て、
この時期はどうしても太ってしまう、
という悩みがあるかたも多いでしょう。
食べ過ぎないように気をつけていても、
なぜか気がつくと体重が増えている。
どうしてか?
夜遅くに食べると、
体に脂肪を蓄積させる仕組みがあるのです。
BMAL1(ビーマルワン)という、
脂肪を蓄積させる働きを持つタンパク質があり、
それは夜に多く分泌されます。
このBMAL1は脂肪細胞を作るときに
重要なタンパク質であり、
脂肪を作ってため込むための酵素を増やす働きをします。
人の体内時計と密接な関係があり、
夜10時から午前2時までに最も多く分泌されます。
この時間帯にちょうど食べ物が消化されていると、
脂肪をため込むことになるのです。
さらに夜遅い時間に食事したときには、
カロリー消費も少ないために、
普通に食べていても余分なカロリーとして、
体に蓄積されていくのです。
もちろん、脂肪は体には欠かせないもので、
ため込んでおく必要があるのです。
そのための仕組みが体にはあるんですね。
忘年会では飲み物でお酒類を飲むことも多いですよね。
しかも楽しいお酒で、
つい飲み過ぎてしまう。
お酒にもカロリーがありますね。
食事+お酒の分の相応のカロリーが加算されていますね。
消費されないカロリー分は、
蓄積されていきます。
ゆえに、忘年会が回数が多いと、
脂肪の蓄積が多くなっていき、
結果、体重が増えていくというわけです。