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睡眠に関係の深いホルモン「メラトニン」



ホルモンとは、体の調子を整えたり、機能を維持していく上で欠かせないものです。

極々微量ですが、生きていくには必要なものです。

その中で睡眠ホルモンと呼ばれているホルモンがメラトニンです。

このホルモン、目覚めて明るい光を見てから14~16時間たつと、脳の真ん中あたりにある「松果体」という部位から分泌されます。

それから1~2時間たってメラトニンの量が十分になると、眠気が強くなります。

つまり、朝に目覚めてから15時間~遅くとも18時間経つと眠気が強くなってくる仕組みがあるんですね。

眠っている間にも分泌されていますが、朝に明るい光を見ると急激に減り、眠気も弱まります。


メラトニンには、睡眠を促す以外の働きもあります。

抗酸化作用やアンチエイジング作用、抗がん作用などがあります。

血管に作用して、血圧を下げ動脈硬化を遅らせます。

骨に働くと、骨を作る細胞(骨芽細胞)を元気にして、骨を壊す細胞(破骨細胞)の活動を抑えます。

この作用は骨粗しょう症の予防につながります。

神経細胞を守る働きもあり、アルツハイマー病の予防や治療ができる可能性もあります。


このようにメラトニンは実に様々な働きをしていることがわかっています。

十分な量を確保していきたいですね。


一般的に言われていることですが、朝は日の光を浴びること。

昼間は活動すること。

そして、夜はあまり明るい光に当たらないこと。


そんな生活を心がけると、メラトニンの恩恵を受けられるようです。


メラトニンについては他にもいろいろなことがわかってきています。

詳しいことは、サイトでただいま作成中の「健康な生活に大事なこと(仮)」でお伝えしていく予定です。

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