自分のストレスを言葉にできたら、
それだけでストレスが半分になるらしいです。
正体が見えないと、どう扱っていいかわからないですから。
あなたは誰かにあなたのストレスについて、聞いてもらっていますか?
周りに何でも聞いてくれる人がいるでしょうか?
クリニックを受診する人たちは、皆さん曇った表情をして来ます。
70代、80代の定期受診の人に、最近の様子を聞かせてもらうことがあります。
時間に余裕があるので、話を聞くチャンスも多くなりました。
すると、いろいろな困ったことを話してくれます。
テレビばかり見ていても面白くない。
買い物にも行かないように言われて、必要なものは娘が買ってきてくれる。
どこにも行けない。
友達にも会えない。
夜になるとあれこれ考えて眠れない。
久しぶりに外に出たら足が痛くなった。
食べてばかりいたら太った。
めまいがして起きれなかった。
転んであざができた。
そして、どこにも行けないのにコロナにかかったらどうしよう。
もう死んでもいいけど、コロナに感染したら迷惑がかかる。
本当に新型コロナ由来のストレスだけでも増えているのがわかります。
細かい話はここでは書けませんが、すっかり話をした後の表情は少し明るくなってきます。
話を聞いてくれてありがとうと言われて、
看護師さんも気をつけてねと、気遣ってくれたりもします。
ふと、私自身が今感じているストレスって何だろうか?
自粛生活が続き、職場の状況が変わったことで、増えているのは自覚しています。
でも具体的には何にストレスを感じているのか?
人に聞いてもらいたいけど、言えないことが多いです。
まぁ、自分のストレスは紙に書き出して眺めてみます。
セルフコーチングでもしながら、あるだけのストレスを書き出します(笑)
書き終わる頃には、きっとストレスが半分になりますね。
あなたのストレスを誰かに話したり、書き出したりしてはどうでしょうか?
気がつかないストレスも、こころや体に悪い作用をしています。
ストレスを知ることはストレスコントロールの第一歩です。
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