生活習慣改善コーチングのサイトでは、
『未病のうちに始めたいこと』の中で、
免疫力をアップする生活として
食生活のヒントを書かせていただいています。
例えば、
植物性の食品を中心に取ること、
食品添加物はできるだけ摂らないほうがいいこと、
発酵食品を摂ること、
オリゴ糖を摂るようにする、
フィトケミカルを摂るようにする。
それぞれに免疫力をアップする効果があります。
今日はそのうちの
植物性の食品を中心に摂ることの効果をお伝えします。
話は飛びますが、皆さんは、
体の中で”免疫臓器”といわれるのは何だかご存知ですか?
それは「腸」なんです。
リンパ球のB細胞のほとんどが腸に分布しているといわれています。
この細胞が抗体を産生する働きがあります。
同じくリンパ球のT細胞も腸に存在していて、
異物を排除したり、がん細胞に対しても強力な免疫力を示しているそうです。
腸は食べたものを消化吸収しているだけではないんですね。
腸に存在するB細胞やT細胞が免疫に関係しているので、
免疫臓器といわれているのですね。
この免疫臓器としての腸がうまく働くために大切なのが、
腸内細菌の存在なのです。
この腸内細菌を腸内フローラと呼んだりするのを、
聞いたことがありませんか?
腸内フローラは腸内細菌が
バランスよく棲み分けしていることが大切なんですね。
ちょっと難しい話になっていますでしょうか?
細菌は私も直接見たことがなく、
顕微鏡などでしか見られないもので、
しかも腸の中の話。
研究者しか見ない特殊な場所ですよね。
要は
この腸内細菌がバランスよく棲み分けするには、
植物性の食品を中心に摂ることが
関係していることをお伝えしたいのです。
腸内細菌は食べているものに影響を受けています。
植物性の穀類や野菜類、豆類、果物類を摂ることが
腸内細菌にいい影響があるのです。
よく肉食中心だと腸内の悪玉菌が増えるとか、
野菜や豆類を食べないと
食物繊維の量も減って、
便秘になるといったことを聞いたことがあると思います。
野菜や豆類は
積極的に食べようとしないと、
口に入らないですね!
穀類も精製してある白米や上白糖、
白い小麦粉は、
たくさん食べても食物繊維が十分には摂れません。
穀類なら玄米や全粒粉のほうがいいです。
そして野菜類、果物類、豆類などを多く食べること!
食べるものから気をつけて、
免疫力をアップさせていきたいですね。