top of page

サクラサク

  • negisun
  • 2014年2月12日
  • 読了時間: 2分

『サクラサク』はこの春に上映される映画のタイトルです 師匠が10年以上前に書いた小説が原作です 映画が上映されるんだと知って 久しぶりに読んでみました すると10年前にも読んだはずの小説なのに やたらと新鮮に感じるので、覚えていないもなだな〜と思ったのですが マダラにボケてしまっている父親が息子を説教するところで 「良いことをしたら褒めてやらにゃあ人間、前を向いて歩けなくなる。褒めてやるにゃ、その人間を一所懸命に見つめていなくっちゃいけないんだ」(原文のままです) と、書かれていました 一所懸命に見ていないと褒められやしないじゃないかと。。。 10年以上も前の小説なので もしかしたら私が承認という言葉も知らなかった頃だったから この文はさらりと読んでいたのだろうか? そうか!と思っても、今ほどに気が留まらなかったのでしょう 孫がボケてきている自分の世話をしている事に 気がつかないでいる息子に説教しているところです 家族が崩壊しそうになっているのを 父親の老化とか介護とかを通して コミュニケーションを取り戻す機会にしようとしているのが うまーく描かれていて 当時も感動していました やっぱり何にしてもコミュニケーションってすごいなって思うのです さださんの映画は泣いてしまいそうで見に行けないけれど このサクラサクは観に行きたいなと思っています 映画館で泣いたっていいじゃない!って開き直って行けばいいだけですから


最新記事

すべて表示
償い

貸し出し期限がとっくに切れてしまった 図書館で借りた本を返しにいきました 図書カードを忘れてしまい 返すだけでしたが 道中は風があっても暑くて 30分も歩くと汗が噴き出していました しばし館内で涼んでからと思い どんな本が置いているのかと ...

 
 
 
bottom of page