外来で仕事をしていると、
予約制ではないために、
いろいろな方が来院され、
どんな治療が始まるかは、
話を聞かないとわからない。
この状況は慣れるまでは、
かなり大変でした。
それでも、
大概の方は問診の段階では、
来院した目的(何のために来られたのか)、
期待していること(どうして欲しいのか)、
その点をお聞きすると、
すんなりと話してくれる方が多いです。
助かります^^;
肺炎で点滴治療が必要だったり、
怪我をして処置が必要だったりすると、
毎日のように来院する方がいます。
毎日のように、点滴や処置をしていると、
その方の目的や期待以外の、
家族の話とか、
仕事の話とか、
個人史を聞くようなこともあります。
時間が許せば、
いくらでも聞いていたいくらい、
興味深い話になります。
コーチングのスキルを使うことで、
きっと話しやすい雰囲気ができているのでしょう。
3〜5分の少しだけの話をする診察時間では
得られないような、
その人のプロフィールを聞くことができるのです。
毎日のように通うことで、
話しやすい雰囲気が伝わり、
いろいろと話したくなるのだろうと
思っています。
私はコーチングの傾聴や承認や
質問やフィードバックのスキルが、
話しやすい雰囲気を作っているのだなと、
感心するばかりです。