top of page

味覚は慣れ!塩分に気をつけよう

これは私自身の経験ですが、

まだ小学生だった頃に、

尿の検査で糖が出たことがありました。

父親に甘いものを食べたらダメだよと言われました。

私はまだ知識もないので尿に糖が出てしまうのなら、

たくさん摂らないと減ってしまわない?

とおかしな考えをしていました。

しかし、そんなことも言っていられず、

ジュース、コカコーラ、お菓子類などを

一切止めていた時期がありました。

その後腎性尿糖であることが分かり、

厳格な糖分制限も必要ないと分ったのでした。

このときの糖分制限は相当に厳格にしていました。

 

ゆえに、その後に食べたお菓子が甘すぎて

たくさんは食べられず、

甘いジュース類は全く飲めなくなりました。

味覚は慣れなんだと実感しました。

同じように塩味も慣れです。

私の料理はあまり濃い味付けにはしていません。

ですから娘は外食すると、

その味の濃さをいつも感じているようです。

私の料理に慣れた味覚では

外食の味の濃さに閉口してしまうようです。

私は一度だけ4週間近く入院したことがありました。

新宿の某国立病院でしたが、

そのときに病院食を食べましたが、

とても美味しく感じていました。

よく病院食は不味くて食べられないという方がいますが、

おそらく普段家で食べているような、

あるいは外食で食べるような塩分の料理に慣れているから、

病院食では物足りなさを感じるのでしょう。

病院食はきちんと制限内の塩分で味付けされています。

あの味が物足りないということは、

相当塩分を取り過ぎていると

自覚された方がいい気がします。

塩味だけではない、だしや香料などをうまく使い、

素材の味を楽しめる舌に慣らすことで、

取り過ぎの塩分を

少しでも減らすようにしていくことが大切です。

bottom of page